ニューフロンティア最新デッキ紹介 vol.21 “従者コントロール”

みなさんこんばんは。“ニューフロンティア最新デッキ紹介”第二十一弾です。
今回紹介するのは“従者コントロール”です。

ご覧のように『新世界童話 リ・アース』に収録されている《ルナの従者》を軸にしたコントロールデッキです。
条件能力によって対象のJ/リゾネイターに<障壁>を与えるというトリッキーな効果を持つこのカード。条件能力のプレイに水属性のウィルを払う必要がありますが、マナカウンターから生み出したウィルを使って支払うことも出来るため、条件的にはそう難しくありません。

それでは具体的にどのような場面で役に立つのかという点ですが、最近のコントロールデッキに出ずっぱりともいえる《狂気の詩人 アブドゥル=アルハザード》例にしてみましょう。
アブドゥルは主に合成獣や《フック船長》を筆頭とするリゾネイターに対するメタカードですが基本的には脆いカードで、《闇の使者 シェイド》、《闇の粛清》、《エクスカリバー・オルタナティヴ》、《シャルロッテの水形術》、《不可視の炎》などあらゆる除去に対して無力です。当然コントロールにはそれらを守るためのカウンターカードや《ジ・アースの曙光》のようなカードが搭載されていますが、これらも常に持っていられるとは限りませんし、それに対する相手のさらなるカウンターで妨害されることもしばしばあります。
そういったとき、アブドゥルの横に《ルナの従者》がいるだけで状況が一変します。あらゆる対象を取るカードはマナカウンター1つと1:1交換されてしまうのです。これは能力ですから《真・影の結界》や《月読命》以外では妨害できません。これによりアブドゥルを守るために使うはずだったカウンターカードも別の目的のために使うことができるようになりますね。

このデッキには《ルナの従者》によって守りたいリゾネイターが多く投入されており、その中でも特に恩恵が大きいのが《円卓の王 アーサー・ペンドラゴン》と《水の星の少女 アリス》です。アーサーは自身の能力により炎と闇の呪文や能力の対象にはなりませんが、それ以外の《シャルロッテの水形術》や《魂還》などでは処理をされてしまいます。《ルナの従者》はその隙間を埋めてくれるカードということになりますね。
また特定のカードのプレイを禁止するアリスも除去に狙われる筆頭のカードですが、長く居座れるように補助をしてあげればその影響力は絶大なものと言えるでしょう。

基本的にこのデッキはコントロールタイプですので相手のリゾネイターを除去やカウンターで捌き、余裕が出てきたところで《ルナの従者》を召喚して反撃に転じましょう。ビートダウン系のデッキには《円卓の王 アーサー・ペンドラゴン》や《至高の剣技 ファリア》を召喚できればかなり楽になるので、そこまで上手くライフを守ることが重要です。除去しきれない状況でも《時空のねじれ》を使うなどしてダメージを極力受けないようにしましょう。

このデッキの基本的な運用は以上になります。

プリシアなどのビートダウンデッキに対して

《闇の使者 シェイド》《時空のねじれ》などを利用しつつ時間を稼ぎましょう。《ルナの従者》は一見腐りやすく感じるかも知れませんが、最終的に相手を抑えるカードである《円卓の王 アーサー・ペンドラゴン》を《魂還》などから守る役割もあるので、初手にあるならキープするのも選択肢として考えましょう。

フックルミアや九尾の狐デッキに対して

《狂気の詩人 アブドゥル=アルハザード》を出す前に出来る限り《ルナの従者》を置いておきましょう。守る手段が無いと案外あっさりと除去されてしまいます。
これらのデッキに採用されているリゾネイターはステータスの低いものが多いので、《世界火の召喚》は非常に効率的に相手のカードを除去してくれます。《ソルの令呪》もあるので案外手札に持ってくるのは難しくありませんが、《絶風》を筆頭としたカウンターに注意しながら使っていきましょう。

コントロールデッキに対して

相手のルーラーが《黒き月の友人 / 永劫吸血鬼 御影清十郎》以外なら、《ルナの従者》を処理する手段が少ないのでそこまで苦労せずに戦えるでしょう。
御影だった場合は非常に苦戦することになるでしょう。《真・影の結界》を守ることができれば勝つことができるため、《水の星の少女 アリス》で《天の風》などのアディション破壊カードを宣言しておくのも一つの手です。


サイドデッキのカードについて


対コントロールデッキ用のリゾネイターです。コントロールミラーで溜まりやすい手札をパワーにすることができるため、《丑の刻参り》などのカードでないと除去は非常に困難でしょう。


宣言する属性は相手のデッキに合わせてということになります。コントロール相手なら闇か水と宣言したいところです。


多くのデッキに刺さる優秀なアディションです。序盤に出てくる《聖域のエルフ》などウィルを生み出すリゾネイターも無力化できる点が高評価。


自分の首を絞めかねないカードですが、これで《真・影の結界》が来るまでの時間稼ぎをする必要性がある場合には入れたいカードです。


貴重なダメージソースです。ビートダウン相手でも単純に除去兼回復として役立つこともあります。

どうしてもサイドから増やす必要がある場合、この2枚はセットで入れましょう。

チェシャ猫の助け》を軸とした大量のレガリアを必要とするコンボデッキ相手にサイドからいれましょう。不戦勝になります。


コントロール相手やスペル中心のコンボデッキには《風光明媚》よりも強力なパワーを発揮するカウンターです。


このデッキが苦手とするアディションは少なくないため、最低限これくらいの枚数は必要です。

サイドデッキに関しては以上です。

今回は採用しなかったものの強力なカード

長期戦に有利なセットですが、枠の都合と《魔屍王 レザード》の存在で今回は見送りました。


コントロールデッキの勝ち筋の一つです。枠の都合で入っていませんが、出来ることなら採用しておきたいカードです。


対象に取れないリゾネイター対策です。こちらも枠の都合ですが、《闇の使者 シェイド》などと入れ替えで入ることもあるかもしれません。


二体並べばほぼ勝ちが確定するリゾネイターです。今回は《至高の剣技 ファリア》などを採用していますが、こちらを採用するパターンもあります。


相手のカウンタースペルなどのカードを落とせる優秀なカードです。環境にビートダウン系デッキが少ないのであれば、メインデッキから投入することを検討しましょう。
 
主に採用候補となるカードは以上になります。

今回の最新デッキ紹介は以上になります。
次のクラスタとなる零夜クラスタのスターターデッキの情報が少しずつ公開され始めましたね。
前回のクラスタのときと同様に強力なカードが現れるのか注目です。また、これを機に興味を持っている人が近くにいるなら誘ってみるのもいいのではないでしょうか。

それではまた次回お会いしましょう。
文:伊藤 創一

伊藤 創一
日本OPEN優勝やOPENチャレンジ優勝など、輝かしい実績を持つ日本を代表するプレイヤーの1人。
WGP2016日本代表にも選出された。
緻密で丁寧なカード考察に定評があり、プレイヤー達からの信頼も厚い。



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