斉天大聖 (“氷棺の聖女”カードプレビュー②)

皆さんこんにちは。
本日もラピスクラスタ第1弾“氷棺の聖女”のカードプレビューを行っていきます。
プレビューは全11回を予定しています。公開は水曜日と金曜日です。
第2回目は斉天大聖の紹介です。



あのガキどもが言ってた世界はここか。まずは見て回るとしよう。来い、觔斗雲
みなさん“孫悟空”と言う名はどこかで1度くらいは聞いたことがあるかと思います。しかし“美猴王(びこうおう)”や“斉天大聖(せいていんたいせい)”と言う名にはあまり聞き覚えが無いのではないでしょうか。
これらは三蔵法師らと天竺を目指すという一般的に知られている西遊記以前に彼が自称している名の事です。しかしこのような名を自称する実力を兼ね備えているのも事実で、興味のある方はぜひ原作である西遊記をご覧になってはいかがでしょうか。

さてカードの《石猿の美猴王/斉天大聖 孫悟空》はと言いますと、共に天竺を目指す事となる《沙悟浄》と《猪八戒》や《觔斗雲》に関する能力が目白押しです。これらのカードが集まっていくと手が付けられなくなっていきます。まずは《沙悟浄》と《猪八戒》の紹介へと移りましょう。



「めんどくせぇが、さっさと終わらせようぜ、猪八戒」
というわけで《沙悟浄》と《猪八戒》の紹介をしていきたいと思います。
双方が共通しているのは《斉天大聖 孫悟空》のステータスを強化するという事、相手のプレイの妨害能力を持つという点ですね。
まずステータスの強化についてですが、得られる数値はどちらも同じですが能力が異なっています。<迅速>はもはやお馴染みでしょうが<襲撃>は初出ですので説明します。
どのような能力下と言いますと、“<襲撃>を持つJ/リゾネイターは、リカバー状態のJ/リゾネイターを攻撃できます。”という内容になります。意味合いとしては<指定攻撃>と同様なのですが、クラスタの移行もあり一新という運びとなりました。

相手のプレイを妨害する能力は《沙悟浄》が詠唱に、《猪八戒》がアディションとレガリアにそれぞれ追加で1コストを要求します。たかが1コストですが著しくテンポを奪われてしまいかねないので、早急に対応するようにした方がいいかもしれません。


「空を飛ぶのに空想が必要か?童話の奴等は大変だな」-斉天大聖 孫悟空
《石猿の美猴王/斉天大聖 孫悟空》の能力で手札に加えたり場に出したりできる《觔斗雲》、彼の術である《分身の術》をそれぞれ見ていきましょう。

まずは孫悟空が用いる高速で飛行・移動するための《觔斗雲》から紹介していきましょう。
ラピスクラスタに入り新たな能力が毎回のように発表されていますが、今回は<襲撃>に加えてもう1つあります。それは<装備>と言う能力です。
この<装備>は“これが装備されていないとき、示されたコストを支払う事で、対象のリゾネイター1体にこのカードを装備する。”事を意味します。カードの注釈文にも書いてありますが、この能力は自分が詠唱をプレイできるタイミングでしか使用できません。また装備されているリゾネイターが場から離れる際、装備されているそのカードは場に残ります。詳しいルールは後日更新される総合ルールをご覧ください。
コストが少々かかりますが、繰り返し使用できるためカードの枚数自体の損はありません。Jルーラーが風なら出すだけで能力を得られるのも魅力ですね。

続いては《分身の術》です。
カッコ内のテキストが長く一見何を書いているのかわかりにくいですが、つまりはこの効果を受けているリゾネイターが条件能力をプレイした場合、その効力が倍になるという事です。例えば、先日紹介した《お菓子職人 ヘンゼル》はライフを400回復できるようになるという事ですね。
そしてまたまた現れた新能力<連唱>は注釈文にあるように“このターン、このカードがあなたがプレイする2枚目以降のカードなら以下の能力を持つ”を意味します。<連唱>を持つカードの前に1枚プレイしていれば条件を満たせるので、自分のターンであれば各種0コストのレガリアを着火剤として使えるのもポイントです。



人知れず、誰かによって守り続けられている。
意外にサポートの多い種族である獣にも新たな戦力が加わります。
場に出たときに仲間を呼び込む《空を舞う極楽鳥》は《深遠のアドゥムブラリ》などの顕現のコストに使用しつつ後続アタッカーの確保もこなし、デッキの圧縮にも一役買います。また本日紹介した<装備>を持つカードとは相性が良く、装備されている極楽鳥が破壊されたら次のそれに装備するなど切れ目のない展開ができるでしょう。何の能力も持たない《森の守り手》も獣のサポートや《星の銀貨》のようなカードが今後現れれば活躍の場が見いだせるかもしれません。




本日の紹介は以上となります。

次回のカードプレビューは8/5を予定しています。
お楽しみに!

文:山下 拓志

氷棺の聖女