五行の火車 (“氷棺の聖女”カードプレビュー⑪)


皆さんこんにちは。
本日もラピスクラスタ第1弾“氷棺の聖女”のカードプレビューを行っていきます。
第11回目は五行の火車他、アルティア勢力の紹介です。


爆炎の威力は、その彩やかさで計り得る。
この“紅孩児”というのは、以前紹介した《牛魔王》の息子に当たる妖怪です。西遊記では悟空と死闘を繰り広げ一時は悟空を瀕死に追いやりますが、観世音菩薩が調伏したという物語が展開されます。
“火炎槍”という長槍の使い手でもあるため<先制攻撃>という能力はまさにイメージにぴったりです。また“三昧真火”という炎を操る術も会得しており、これはダメージを与える能力として再現されています。
支払われた属性1つにつきダメージが100増えますがこれにはもちろん炎属性のウィルも含まれます。意外とカウントをし忘れる事が多いので気を付けましょう。

上で触れた“三昧真火”というのは元々この《内丹術》の用語らしいのですが、詳細は省略させていただきます。
先日紹介した《ルルイエの悪夢》の属性指定コストが1つフリーになった事でDEFを減少させなくなりました。これには一長一短ありますが、強力な一撃を叩き込みたい場合はこちらに軍配が上がるでしょう。


何千年という時を超え、次元の歪みから現れた。
長い間次元を漂っていた《超魔道国家 アルティア》がグリム世界に帰還したことで物語が大きく動き始めました。“超魔道国家”と名乗るだけあり、1ターンに1度だけ詠唱をタダでプレイする事ができます。
コストが高いものを踏み倒したり相手のターンの妨害を増やしたりできますが、これの総コストが8と非常に重たいという点が少々気にかかります。しかし1度場に出てしまえば割とやりたい放題できるため、いかに素早く場に出すかというのがポイントとなりますね。

ちなみにですが右の《浮上する国家》のような<覚醒>を使用したい場合、その分はコストを支払う必要があります。つまりカード自体のコストはタダになりますが、追加コストまでは減らせないという事です。
《超魔道国家 アルティア》を出されたら《浮上する国家》が覚醒コスト込みでタダになり、《フック船長》が3枚出てきて場が壊滅なんてことは起こりませんのでご安心ください。


機械の兵士は古代魔法を動力としている。
古代の魔力を動力とする2体目の機人の登場です。
以前紹介した《氷棺の監視者》と同様アディションに関わる能力を持っており、守る監視者、攻める《古代の機人》という性格付けがされています。ステータスアップできる<装備>持ちアディションは最高の相方ですね。
ガンガンステータスを上げれば強烈な一撃が叩き込めるでしょう。

最後は《氷の枷》の紹介で“氷棺の聖女”カードプレビューを終了しましょう。
9月からのルール改正よりJルーラーが破壊された場合ルーラーに戻り、<ジャッジメント>を失うという変更がありました。これにより《古き世界の旧友 かぐや》や《シャングリラの歌姫》のようなデッキの根幹をなす能力が保護されたとその記事で言いましたが、強力な条件能力を持つ《六賢者 ゼロ》や《黒き月の友人》なども相対的に強化されていました。それにブレーキをかけるのが《氷の枷》です。
装備されていないならすべてのルーラーの条件能力を封じ込め、装備すればそのリゾネイターは条件能力を使えません。デッキによっては一気に詰みかねない能力なので、アディションに対処できるカードを用意しておきたいところです。


本日で“氷棺の聖女”カードプレビューは終了となります。
発売は来週9月9日です。
お楽しみに!


文:山下 拓志



氷棺の聖女