水魔の侵略者 (“運命の再会”カードプレビュー2)

皆さんこんにちは。
本日もラピスクラスタ第2弾“運命の再会”のカードプレビューを行っていきます。
プレビューは全13回を予定しています。公開は火曜日と金曜日です。
第2回目は“水魔の侵略者”の紹介です。


「世界よ、再び私に平伏しなさい」
“ヴァランティーヌ”の登場はアリスクラスタ第1弾である七世界の王にまで遡ります。
最初は海上都市シャングリラを治める七王の1人としての登場でした。ここから覇王となったり十二使徒の一員となったり、挙句の果てにはプリシアの体を乗っ取るなどまさにやりたい放題の限りを尽くし、ラピスによるアトラクシア崩壊を見届け、ついにはアリスたちが脱出した先であるグリム世界への侵攻を企てます。
ここまでくるといっそのこと清々しささえも感じますが、グリム世界にとってはたまったものではありません。アルティアも加えての三つ巴はいよいよ混迷の様相を呈してくるでしょう。

それでは《水魔の侵略者 ヴァランティーヌ/解き放ちし者 ヴァランティーヌ》の能力を見ていきましょう。
ルーラーである《水魔の侵略者 ヴァランティーヌ》は水か闇の詠唱をプレイする事でボーナスを得ることができます。例えば《メモリアからの召喚》をプレイすると対象のリゾネイターのATKが-100され、《無名の霧》をプレイすればDEFを-100するといった具合です。
両方の属性を持つ《時空のねじれ》などをプレイできれば両方が誘発するのでかなりお得な能力ですね。

そしてJルーラーである《解き放ちし者 ヴァランティーヌ》は水と闇の両方の属性を持つカードのコストを軽減できます。これにより以下の《幻想女帝 ムージュダルト》などのカードを早くプレイすることができればゲームを有利に進められるでしょう。そしてリゾネイターを破棄する事で1ドローと1体破壊の能力を選択して使用できます。ウィルコストがかからないため、相手の除去に対応してプレイしたりトークンをコストにするなど無駄のない運用ができますね。


幻影は二度、生死を迎える。
水/闇属性のカードはトークンの生成に長けたものが多く、それのステータスもかなり高めです。
トークンを主軸に据える戦略を今まで担ってきたのは《六賢者 フィースシング/聖風の大魔導師 フィースシング》を擁する風属性でしたが、“運命の再会”からはその勢力図が変わるかもしれません。
その能力を持つ《幻想使いの魔導師》は場に出たときに、《幻影の映し身》は場から墓地に置かれたときにトークンを生み出します。どちらのカードも性質的に《鬼の一撃》のような単体除去があまり有効ではないため、最小限の被害でこれらを処理するのには少々骨が折れるかもしれません。


《幻想女帝 ムージュダルト》はデッキの属性を水/闇で統一する事への意味を持たせられる1枚です。
自身のプレイコストの問題もありますが、一番はリゾネイターの強化能力でしょう。水属性または闇属性であれば+200/+200の恩恵を受けるのみですが、水/闇属性であればその倍の数値である+400/+400を得ることができます。この属性は少々ステータスが物足りないので、これは大きな助けとなってくれるでしょう。

この手のカードに多い除去の的になりがちというのも、詠唱に対しての<障壁>を得る能力である程度は克服しています。プレイにはもちろんコストが必要になるため、《幻影の映し身》や《まやかしの夢》のような場から離れることで能力が誘発するものを準備しておくと良いでしょう。
特に《まやかしの夢》は場に出たときにもアドバンテージを得られるため、少々のコストの重さに目を瞑れば最適なパートナーと言えます。








本日の紹介は以上となります。

次回の“運命の再会”カードプレビューは10/25を予定しています。
お楽しみに!

文:山下 拓志

運命の再会