精霊のうねり(“零夜クラスタ”スターターデッキカードプレビュー4)

皆さんこんにちは。本日も零夜クラスタスターターデッキに収録されるカードのプレビューを行っていきます。
プレビューは全5回で、公開は水曜日になります。

第4回目は風属性のデッキ『精霊のうねり』の紹介です。

歩みだす彼の心は、大きな野心に燃えていた。

『精霊のうねり』に収録されるギルは、若き天才魔術師です。
特にエレメントを触媒にした精霊術という魔法を得意としており、それは彼の持つ類まれな創造力と合わさることで絶大な力を発揮します。

さてルーラーの《ギル》ですが、他のルーラーも持つジャッジメントと後抗を除き2つの効果を持ちます。
1つは自分の墓地にあるエレメントを1枚除外し、風ウィルを1つ生み出すというものです。自身のレストも必要ないので手軽に使用できますね。ただしこの能力は1ターンに1度しか使用できず、生み出したウィルも精霊術の詠唱をプレイする際のコストにしか使用できないという制約があります。しかしそれを鑑みても『精霊のうねり』に収録される精霊術は強力なので、それのサポートとなればかなり有用な能力と言えます。
もう1つはデッキから《そよ風のエレメント》を手札に加える能力です。このカードについては後で紹介しますが、それ自身がエレメントであるため1つ目の能力の弾になってくれます。

ジャッジメントをして《天賦の創術士 ギル》になるとウィルを産む能力はそのままに、<障壁>を持った1100/1100のアタッカーとして場に出ます。《そよ風のエレメント》を手札に加えることは出来なくなってしまいますが、その代わり対処されにくいアタッカーとして活躍できるでしょう。

散れば落ち葉のように舞い、地に潤いを与える。

では、《ギル / 天賦の創術士 ギル》の能力に必要不可欠なエレメントを紹介していきましょう。
先ほど軽く触れた《そよ風のエレメント》は瞬動を持つドローカードです(厳密に言えばデッキ圧縮の側面が強いですが)。自身が精霊術でもあるため、ギルから生み出したウィルからの連打も可能になっていますね。
『精霊のうねり』に収録されるリゾネイターのエレメントは《リーフファイター》と《リーフマジシャン》の2種類です。これらはステータスも平均的で普通に戦闘もこなせますし、墓地に置かれたらギルのコストとして使用できるので無駄がありません。特に《リーフマジシャン》は場から墓地に置かれたときにドローもできるので重宝します。

不可視の魔力が、ギルの身体能力を高める。

ギルのサポートを受けられる精霊術は《そよ風のエレメント》だけではありません。
霧散》は呪文であれば種類を問わずなんでも無効にしてくれます。3コストというと少々重いかなと感じてしまうでしょうが、1コストはギルで賄えるので実際に使うとそれほど気にはならないでしょう。ですが墓地のエレメントを消費する以上、無効にすべきカード、そうでないカードの見極めはしっかりと行いたいですね。
シンプルなステータスアップカードの《活力の風》も精霊術です。こちらは1コストと軽くギルから生み出したウィルでもプレイが可能で、Jルーラーを対象とすることもできます。最後の一押しや戦闘の勝敗を覆すなどとにかく活躍の場面が多い1枚です。

エルフの森では、あらゆる情報を自らの目で確認しなければ、先へ進むことは出来ない。

普段は主役になることが多いエルフですが、今回は脇役のようなポジションです。
ギルと友好関係を築いている《エルフの王子 セシル・レトリエラ》は、エルフでありながらエレメントに関連した能力を持っています。自身をプレイする際に墓地のエレメント1枚につきコストを1減らせ、場に出た後は自分のエレメントリゾネイターを強化してくれます。コスト軽減能力は《ギル》とエレメントを食い合ってしまう可能性が若干あるので、カードや能力をプレイする順番を少し意識した方がいいでしょう。
ポータルの守護者》は他のリゾネイターをレストする事で自身のステータスをアップさせます。この能力は同一ターン中のプレイ回数制限が無いので、《エルフの王 オ—ベロン》のようにトークンを発生させられるカードとの相性は抜群です。
このデッキではエレメントを墓地に送りこむというのが《エルフの案内人》の主な役割となるでしょう。その他、<追憶>をはじめとする墓地で効果を発揮するカードを使用する際にはお呼びがかかりそうです。ただし必ずしも狙ったカードを墓地に送れるとは限りませんので、外れてしまってもご愛敬ということで。

気分次第で、根付くこともあれば、腐ることもある。

カードを墓地に送れるものはまだあります。
旅の商人》はデッキからカードをドローしたのちに手札から1枚選んで捨てるというスタイルで、《エルフの案内人》よりも確実性という意味では勝っていると言えるでしょう。捨てたいカードを手札に持っておく必要がありますので、それについては別の方法を考えておきましょう。
よりピンポイントにエレメントだけを墓地へ送りたいのなら《木の根の妖精》がおススメです。これならば運に頼る必要もありませんし、わざわざ手札に持ってくる必要もありません。
そしてそれ以外にも能力がもう1つあり、なにやら見慣れない“エンティティ”という文字が記載されています。これは“場にあるカード”を表す用語であり、大雑把に言えばルーラーと詠唱以外のものを指します。つまり《木の根の妖精》の場合、現状ではアディションとレガリアの破壊が可能ということですね。
“エンティティ”については次回更新の総合ルールに掲載予定ですので、詳細はしばしお待ちください。

精霊を喚ぶ、触媒の石。

『精霊のうねり』に収録される特殊魔石《精霊の石》は、自身を破棄する事によりカードを1枚ドローできます。この能力を使用すると魔石が1つ減ってしまうデメリットがありますが、ゲーム終盤など魔石が余り始めるタイミングであればそれを超えるアドバンテージをもたらしてくれるでしょう。

本日の紹介は以上になります。
次回の零夜クラスタスターターデッキカードプレビューは8/16を予定しています。
お楽しみに!

※未発売のカードについてのご質問は受け付けておりません。ご了承ください。

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