月夜の暗影(“零夜クラスタ”スターターデッキカードプレビュー5)

皆さんこんにちは。本日も零夜クラスタスターターデッキに収録されるカードのプレビューを行っていきます。
最終回の第5回目は闇属性のデッキ『月夜の暗影』の紹介です。

夜城と共にこの世界へと現れた、謎の吸血鬼。

『月夜の暗影』に収録される御影零夜は、ラピスクラスタに登場した御影清十郎の四女です。この世界に居を構えた彼女たちは吸血鬼と呼ばれ、この世界の人々に恐れられていました。真相を確かめるべく、パールシュタイン、キリク、シーラ、ギルたちが城へと向かい、零夜クラスタのストーリーが幕を開けます。

御影零夜 / 御影零夜》に与えられた固有の能力は奥義カウンターです。
ゲームの開始時やジャッジメントして場に出たときにカウンターが置かれ、Jルーラー面ではそれを消費することでリゾネイターの破壊を行えます。この破壊能力は自身のレストを必要とするため攻撃との選択になりますが、基本的にこれ自身の攻撃が通らないことが確定している場面で役に立つでしょう。

一舞ごとに、闇を手繰り寄せる。

これらの詠唱は“奥義”という特徴を持ち、共通する能力として奥義カウンターをコストとする<覚醒>を持ちます。この<覚醒>を平たく言うと、そのカードをプレイする際に追加コストを支払うと能力が強化されるというものです。詳しくは総合ルールをご覧いただけると幸いです。

ではカードをそれぞれ見ていきましょう。
普通に使用すると1コストまでしか破壊できない《三日月剣》は、覚醒することによってその範囲を4コストにまで広げられます。このゲームにおいて4コスト帯は主戦力になるカードが多いため、そこまでを1コストのカードで相手にできるのは大きなアドバンテージになります。
同様に効果が強化されるのが《暗夜の蝶》で、これを覚醒させると手札を2枚捨てさせられるようになります。これの覚醒には奥義カウンターが2つ必要なので運が良くない限り1ターン目から覚醒というのは難しいですが、ゲーム中盤にかけてのせめぎ合いではその力をいかんなく発揮してくれるでしょう。

前者2枚は効果を強化するというものでしたが、《半月剣》はそれらと異なり自身を再利用できるというものになっています。-600/-600という数値の補正は多くの2コスト帯リゾネイターを対処できますし、Jルーラーも対象にできるため活躍する場面は多いはずです。

余談になりますが、フレーバーテキストに登場している“十六夜月下”というのが零夜の持つ刀の名前です。この刀には特別な力が宿っているのですが、それは今後のストーリーで紹介されるでしょう。

城の扉は、ギル達の訪れを歓迎するように、独りでに開いた。

奥義カウンターを消費するカードばかり紹介してきましたから、今度はそれを使わないカードの紹介です。
左側の《闇の魔眼 アーリマン》は自身が場から墓地に置かれたときに奥義カウンターを補充してくれます。墓地に置かれる方法は何でもOKなので戦闘でうまく相打ちに持ち込んだり、能動的に墓地に送り込めるギミックを採用してみるというのも面白いですね。
右側の《夜城の蝙蝠》は奥義カウンターの数によってATKを変化させます。1つにつき200上昇させるので、多くの場合ゲーム1ターン目は200/400で場に出ることが多くなると思います。しかし《闇の魔眼 アーリマン》や後述するカードのサポートしだいでは大きく成長させられるでしょう。

零夜の眷属は息を潜めて待っている。彼女の命が下る、その瞬間を。

零夜の仲間となる吸血鬼たちですが、なにやら懐かしい顔も見受けられますね。
自分以外の吸血鬼を強化する《吸血貴族 アルカード》は吸血鬼を中心とするデッキでのキーカードと言えます。ラピスクラスタの吸血鬼はステータス面にもう一声欲しいというカードが多いので、このカードの登場はそれらにとって朗報です。数を並べるほど恩恵を得られますので、運用する際は複数体を場に維持できるようにしましょう。

女帝 カーミラ》は自身に《三日月剣》を内蔵したリゾネイターと言えます。
1コストのみと聞くと範囲が狭そうですが《聖域のエルフ》や《風の童話 赤ずきん》など一線級のデッキのカードも多く、まったく当てが外れてしまうということはあまり無いでしょう。ただしコントロールタイプのデッキはそもそもリゾネイターの採用枚数が非常に少ないため、そのようなデッキとマッチを戦う場合はおとなしくサイドボードに引かせるという決断も必要になりますね。

この世界では、まだ語られない物語。

この世界では正義のために戦った王も吸血鬼の僕となり下がります。
と言っても《漆黒の吸血鬼 グリム》の能力は童話の数を参照しますので、吸血鬼中心というよりは童話中心のデッキでその力を発揮してくれます。前クラスタであるラピスクラスタには闇属性の童話も多くあるため、これを使用する際はそちらのチェックもお忘れなく。
白雪姫が闇に染まった《黒雪姫》はステータスアップと<襲撃>を兼ね備えるアタッカーです。コストとして奥義カウンター1つが必要になるのでみだりに能力をプレイするのはお勧めできませんが、確実に倒しておきたいカード等が出てきたら迷わずに使っていきましょう。

闇を吸収し続ける、夜の石。

『月夜の暗影』に収録される特殊魔石はJ/ルーラーに奥義カウンターを補充する《夜城の零石》です。
奥義カウンターは以前紹介した宝石や体力カウンターなどとは比べ物にならないくらい補給が難しいので、よりこのカードの恩恵を感じる場面が多いでしょう。

本日で『零夜クラスタスターターデッキ』のカードプレビューはすべて終了となります。
本製品の発売は8月18日です。お楽しみに!

※未発売のカードについてのご質問は受け付けておりません。ご了承ください。

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