"日本選手権 2018" メタゲームブレイクダウン&Top8デッキリスト

7月21日にイエローサブマリン マジッカーズ★ハイパーアリーナ様にて"日本選手権 2108"が開催されました。
この記事では簡単なメタゲームブレイクダウンと、Top8プレイヤーの使用デッキを掲載しています。


"日本選手権 2018"で最大勢力となったのは《永遠夜の語り手 / 滅びの夜のシェヘラザード》でした。
禁止改訂を経てなお使用数はトップとなりましたが、使用割合を見てみると前々回は約39%で前回は58%、そして今回は約32%と割合から言えば減少傾向となりました。またデッキ内容も前回ほとんど見られなかった風/闇タッチ水タイプと純粋な風/闇タイプが一気に数を伸ばし、逆に風/闇タッチ光や炎のタイプは大幅に減少する結果となりました。『十六夜の風』がカードプールに追加されたことと禁止改訂の影響が如実に表れた結果といえるでしょう。

これに続くのは《再生する命運 ルミア / 紅蓮の聖女 ルミア》と《キリク・リーリク / 竜戦士 キリク・リーリク》です。キリクは《分かれ道》や《パワースパイク》を手に入れ純粋に既存のカードとの枠の奪い合いが発生した程度の変化に留まりました。対してルミアは今までよく使われていた《救世の聖女 ルミア》の採用枚数が大幅に減ったり、そもそも光を採用しなかったりと構築に大きな変化が見られました。最も顕著なのは《深緑都市 アトラクシア》と《決戦の獣王 プリシア》を採用するプレイヤーが多かったことでしょう。
メタゲームによって柔軟に形を変えることができるルミアの強みが存分に発揮されているように思えます。

Top8プレイヤー使用デッキ






Top8プレイヤーの選択ルーラーは、シェヘラザード6名、ルミア1名、アユ1名という結果になりました。
シェヘラザードはタッチ水タイプが3名、風/闇タイプが2名、タッチ光タイプが1名という内訳です。これらに共通する事項としてアドバンテージを確保できるカードの採用が挙げられます。《闇願いのジン》や《滅びの物語》が禁止になった影響か、《傀儡人形師》や《闇の使者 シェイド》、《黒フクロウ レイ / ゼロ》の採用が目立ちます。風/闇タイプはある程度魔石がフリーになるためか《精霊の石》を採用しているのが興味深いですね。実際瞬動タイミングでの1ドローは相手のプランを崩せる可能性があるため非常に有用です。
そしてそれぞれ1名ずつ入賞したルミアとアユはメインかサイドのどちらかに《氷の枷》を採用しています。条件能力を使用するルーラーが多い現環境では、かなり有効に働く1枚ですね。



おまけ|"日本選手権2018" ピックアップデッキ

最後に今大会で筆者が面白いと思ったデッキを掲載してこの記事を終わりたいと思います。


1コストの手札破壊詠唱が約デッキの半分を占め、さらに《狂気の詩人 アブドゥル=アルハザード》や《氷の枷》など対策カードをガチガチに積んだコントロールデッキです。手札をぼろぼろにした後は《ギガサンダーフィッシュ》を場に投入し、さらに相手を縛り上げてそのままゲームエンドに持っていければ理想的です。


十六夜の風のカードプレビューにて《千夜の語り手の英雄譚》が発表された際、これいけるんじゃ?と言われていたウムルコンボを組み込んだスカーレッドデッキです。
プレイの手順としては
・英雄譚で《ウムル・アト・タウィル》を場に出す。
・ウムルの能力で《ニャルラトホテプの残炎》、《童話書庫 アレクサンドリア》、《真贋創者 フェイリー》を場に出す。アレクサンドリアは人間を指定する。
・フェイリーの能力でウムルをコピー。コピーしたウムルの能力で《ニャルラトホテプの残炎》、《真贋創者 フェイリー》、その他2コストのカードを場に出す。
・ウムルのコピーに戻る。
という手順で場を整え終わったら、そのまま戦闘でライフを奪ってゲーム終了です。手札に英雄譚とウムルがあればスタートできる手軽なコンボですが、《七曜の占星術師 ローライト》には注意が必要です。それをケアするために《思考支配》や《銀の眼光》をうまく利用したいですね。

以上、メタゲームブレイクダウンとTop8プレイヤーの使用デッキとピックアップデッキの紹介でした。
優勝された伊藤選手本当におめでとうございます!WGP2018での活躍を大いに期待しつつ、この記事を〆させていただきます。
それでは、WGP2018でお会いしましょう!